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居酒屋 「元町 久佑」
- 取材日:2005年5月12日 -
誰にも教えたくない横濱・元町の隠れ家。 居酒屋 「久佑」

データ

住  所 〒231-0861
神奈川県横浜市中区元町5-196
電  話
045−662-5004
U R L
http://www.aichiya.com
営業時間
昼/AM11:45〜PM1:15(ラスト・オーダー)
※昼の営業は火〜土曜日。月曜日の昼は「穴子ちらしずし弁当」の持ち帰りのみ。
夜/PM5:30〜10:30
(ラスト・オーダーは10:00)
定 休 日
毎週日曜日、第3月曜日
交通案内
JR根岸線、石川町駅南口(元町口)より徒歩3分
みなとみらい線、元町・中華街駅より徒歩7分
※駐車場はございませんので、お車でお越しの場合は元町商店街内の駐車場をご利用ください。


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店舗写真1

おしゃれで都会的であり、どことなく異国情緒の漂う大人の街「元町」。ここは今でも欧米文化と日本文化の融合の妙味を感じ取ることができ、横浜の中でも最も横浜らしい街です。
そんな元町のメインストリートには個性的で煌びやかな店が立ち並んでいますが、それに沿うようにもう一本、細い通りがあります。それが「元町仲通り」。
かつては「自分で作って売る」という職人の店が数多くあり、メインストリートとは異なって、堅実で落ち着いた雰囲気の通りでした。今でも、その雰囲気はもちろん、「職人の店」も健在で、この通りを「クラフトマンシップ・ストリート」として再生していこうという動きが始まっています。
この「元町仲通り」の石川町駅側の入口に、昔ながらの居酒屋といった感じの小さな店があります。そこが、今回ご紹介する「久佑(きゅうすけ)」です。
元町は時代の動きにあわせて常に変化を続け、横浜の先端を走ってきました。昨年はみなとみらい線の開通によって元町・中華街駅ができ、さらに次の時代へと飛躍しようとしています。そんな街の一角で、その華やかさとは裏腹に静かに時を刻み続ける久佑。横浜の「食」を知り尽くした人びとが「誰にも教えたくない」という、隠れ家的な名店です。

元町の風景
お店のポイント

今回ご紹介する久佑は、創業120年という老舗の酒屋「愛知屋」のご家族が営んでいます。4代続いているという愛知屋は今や「横浜ブランド」となった酒屋さんですが、現在でも「元町愛知屋」といわれ続けるほど元町の人びとに深く愛されています。
その愛知屋は、全国の地酒、地焼酎・泡盛、世界各国のワイン、スピリッツ、リキュール、地ビールなど、多くのお酒を取り扱っています。中でも日本酒に関しては、利き酒師である坪崎満さんが自分の足と舌で全国各地を探しまわって選んだという、選りすぐりの地酒を置いています。また昨夏、5種類のオリジナル・ビールを独自に開発し、「横浜元町麦酒」というブランドで販売を始めました。
なお夕方5時半からは、店内に設置されたカウンターで、愛知屋自慢の数々のお酒を実際に味わってみることができます。そこでいろいろな美味しいお酒を試し、気に入ればすぐ買うことができるという、酒好きにはたまらない酒屋さんです。

店舗写真3 店舗写真4

そして久佑では、愛知屋が自信を持って提供しているお酒を飲みながら、それらとぴったりあった旬の料理を楽しむことができます。料理は基本的に家庭料理ですが、どれもプロの技と工夫が込められています。
地酒は、厳選に厳選を重ねた8品が常時用意されていますが、それらは3〜4ヵ月ごとに入れ替えられています。なお、焼酎も麦・米・芋・黒糖など17種類、泡盛も8種類が用意されており、これらも日本酒と同様、定期的に入れ替えられているので、さまざまなお酒を堪能することができます。
これこそが、ハマを代表する酒屋さんが営む店・久佑の、ほかの店では真似のできない魅力です。

久佑は夜だけでなく、昼も営業しています(ただし、火〜土曜日)。昼のメニューは「合鴨のつくね入りカレーうどん(そば)」と「穴子ちらしずし弁当」だけですが、どちらも決して侮れません。
久佑のカレーは、中田市長を名誉顧問とし、横浜の料理人や文化人で構成された「ハマカレー制作委員会」によって、横浜を代表する美味しいカレーの1つに選ばれました。

穴子ちらしずし司丼 ハマカレー認定証
久佑自慢の「穴子ちらしずし弁当」 店内に飾られた「ハマカレー」の認定証

そんなカレーをランチとして、また夜にはお酒を楽しんだ後の締めくくりとしていただくことができます(夜はハーフサイズにもできます)。
一方、穴子ちらしずし弁当は持ち帰りもできますが、これもまた絶品。穴子は脂ののり具合がちょうどよく、確かな技でふっくらと焼き上がっています。また、地卵で作られた錦糸卵のほんのりとした甘さが食欲をそそります。さらには、酢にもこだわりがあるそうです。はるばる和歌山から取り寄せた本醸造酢を使っており、塩分は控えめにしているとのこと。
表には出ないところにまで細かな気配りが施された、すべて手作りの逸品です。

店舗写真5

店内はカウンターのみで、全11席。小さなお店ですが、それが返ってくつろげる雰囲気を醸し出しています。そして、カウンターの上には数々の酒の肴が大皿に盛り付けられており、まさしく「家庭料理の店」といった感じです。
また、季節ごとの旬の食材を使った季節限定メニューも豊富にあるので、いつ訪れても美味しいお酒と旬の料理を一緒に楽しむことができます。
「お酒を知り尽くした店だからこそできるおもてなし」――これが久佑の真骨頂であり、多くのファンを惹きつけてきた秘訣なのではないでしょうか。

メニューのご紹介


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