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横浜の食案内
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牛鍋・関西割烹「太田なわのれん」
- 取材日:10月2日(木) -
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横浜の鍋といえば、やはり牛鍋
お店

この鍋が生まれたのは、文明開化とさわがれた明治時代のことです。
横浜の文明開化の味を、今でも変わらず伝える「太田なわのれん」さんをご紹介します。
「太田なわのれん」さんは、明治元年(1868年)創業で、現存している牛鍋店の中で、最も古いお店です。
DATA
 「太田なわのれん」
電話  :  045-261-0636
FAX  :  045-261-0659
住所  :  〒231-0055横浜市中区末吉町1−15
営業時間  : 
平日 17:00〜22:00
土・日・祝日 12:00〜15:00
17:00〜21:00
定休日  :  毎週月曜日
交通  :  京浜急行日の出町駅より徒歩5分
JR関内駅より徒歩15分
地下鉄伊勢佐木長者町駅より徒歩8分

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photo
牛鍋は文明開化の味がする?

現代の日本人には不思議な気さえしますが、 明治時代になるまで日本人は牛肉を食べませんでした。
仏教思想の影響が強かった日本では、 牛や馬、犬、猿、鶏の肉を食べることを禁止していました。
ところが、黒船渡来後、外国人が牛肉を食べるのを真似て、 日本人も肉を食べるようになりました。
初代「高橋音吉」は、開港と聞いて横浜にやってきて、明治元年に今の牛鍋屋を創業しました。
はじめは、串に指した牛肉を焼くだけだったのですが、後にもっと日本人にあった味をと、牛肉の臭みを消すために、 浅い鉄鍋で醤油または味噌で煮込む今の牛鍋が生まれました。
鉄鍋
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料理(神無月献立より
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秋鯖雪花奈まぶし 秋鯖雪花奈まぶし 白舞茸菊花和え 白舞茸菊花和え

二品とも、見た目もきれいで季節の味が楽しめます。
秋鯖の上に飾り付けてある松の葉は茶蕎麦で出来ています。


千草椀 鮭安平 千草椀 鮭安平 大根や人参などを細く切って入れたお椀を、
千草椀というそうです。
とっても上品なお椀です。


鮮魚色々あしらい 鮮魚色々あしらい ぶつ切り牛鍋 ぶつ切り牛鍋

文明開化の味を今に伝える牛鍋の元祖。
上質の牛肉をぶつ切りにし、甘味噌と酒を中心にしたタレで鉄鍋で煮ながら食べる。
すき焼き同様、といた卵につけて食べます。
椎茸やねぎなどのお野菜も、肉の味と味噌ダレがしみてご飯が止まりません。
最後に、鍋に残った味噌ダレを、へらでご飯にのせて頂きます。
皆さん、ご飯のおかわりしていました。
ぶつ切り牛鍋


メロン メロン photo

近澤さんのマメ知識 photo
photo 現在、横浜には3軒の牛鍋屋さんがあるそうです。 サイコロ状のぶつ切り牛肉は、ここだけのオリジナルです。これは、初代「音吉」が、 太っ腹な上に大変な酒好きで、店のと調理場でほろ酔い気分で仕事をし、「薄切りにするなんて面倒だ」と 肉をぶつ切りにしたのが始まり。それがお客さんに好評になり、今でもこのお店の独特の家伝となっているそうです。

マメマメ知識1 牛鍋とすき焼き photo
だんだんと庶民にも広まるようになった当時の牛鍋には、上等と並がありました。 上等は、鍋を熱くしてその上で上肉を焼いて、タレをつけて食べたそうです。 並は、鍋の中に並肉とねぎを一緒に煮込んでいました。これを区別するため、前者を「焼き鍋」、「すき焼き」と呼び、 後者を「牛鍋」と呼んでいたそうです。 大正12年の関東大震災の頃には、呼び名がすき焼きに統一されるようになり、 メニューから牛鍋の姿が消えていったお店が多かったのです。 しかし、一般家庭では昭和10年頃まで牛鍋と呼ばれ続けたそうで、 「牛鍋はすき焼きの元祖」と言われるゆえんはここにあるようです。

マメマメ知識2 なわのれんとは?
photo 縄のれんとは、当時、衛生的見地から蝿が店に入らないようにする唯一の方法で、 現在の網戸の前身だそうです。太田なわのれんさんでは、衛生を常に心がけていられるのも縄のれんをかかげていればこそと、 のれんを大事にしています。
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参加者の声
---------------- アンケート内容 ----------------
1.牛鍋の感想をお願いします。
2.他のお料理はいかがでしたか。
3.このお店のおすすめのポイントをお願いします。
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1. 改めて味が良いのに感心しました。すき焼きですと、途中で急に食べたくなくなるのですが、 牛鍋はむしろあとになるほどおいしさが増すような気がいたしました。これは独特の味噌風味のなせる技かと思います。 最後、残った味噌ダレを白いご飯にかけて食べた味も格別でした。
ご一緒した方が、3,4ヶ月たつとまた食べたくなると言われていましたが、確かにそのとおりかもしれません。
2. 先付のお料理も季節感を漂わせた結構なものでした。
特に秋鯖の料理は、細やかな味がして結構でした
3. 伝統に裏打ちされた確立した料理であることと思いました。
長い期間かけて多くの人から選別された味であると思います。
  K.S 男

1. 新しいことがもてはやされる昨今に、あくまでも伝統手法にのっとり、 頑固にオリジナル・レシピをまもり、「クラシック料理」として堪能できることがすばらしい。
ここで牛鍋を食べてしまったら、もう数ヶ月は他店に行きたくない。
ボリュームが2,3段階の選択肢があるとうれしい。
2. 季節の食材を使用した旬のものを、ゆったりした時間の流れのなかで楽しめた。
3. 大切な人と一緒に、ゆっくりと「スローライフ」を味わうのがいい。
横浜の歴史の中に身をおいて、非日常のスペースと時間を相手と共有できる場所。
  N.K 男

1. 甘さと濃さをきちんと食べさせる伝統に感心。肉汁のしみ出した味噌ダレと白飯との出会いは圧巻。
2. そつがなくいずれも美味。
3. 継続は美味なり。私のヤミツキリストに新たな一頁が加わりました。
  S.T 男

1. 日本で始めて牛肉を食べるにあたって味噌を使ったという歴史を思いながら食べる牛鍋はなかなか乙なもの。
部屋も綺麗で肉も上等、味ももちろんなわのれんさんならではのもの。
すっかり満足。
2. 高級店らしくすべての料理に季節感が表現され味ももちろんおいしくいただきました。
3. なんといっても横浜に牛肉が入って初めて食べた味を今経験できるということ。
それも今でも十分に通じるおいしい、他にはない味で。
横浜でお客様を迎える貴重なお店。
  T.H 男

1. 初めて食べましたが、ほんとにおいしかったです。すき焼きの味とは、全然違う特別な味だった。
味噌と肉はよく合うんですね。
2. 秋鯖は淡白な味がよかった。全般的にVery Good!
3. 店の雰囲気が気に入りました。
料理が出てくるタイミングがよく、余裕ある食事ができて良かった。
  R 男(韓国留学生)

1. 実は、肉を生卵につけて食べるのは慣れていなかったのですが、味噌と卵が合って、韓国人の私でも、すごくおいしく頂けました。
肉も、お野菜もおいしかったのですが、なんと言っても、最後のご飯。
2. おもしろかったのは、秋鯖の料理の上にのっていた松の葉。
みんな食べれないと思っていたから。お刺身もおいしかったです。
3. お店がきれいで雰囲気がいい。仲居さんも親切でした。庭園もあって。
駅からちょっと行きにくいかも知れないけれど、おいしい物を食べるには仕方がないんですよ。
  K 男(韓国留学生)
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