− 取材日:2003.06.05 −
[ 電話 ]
045-320-3224
[ 住所 ]
横浜市西区北幸2‐13‐9
JR横浜駅西口より徒歩8分
[ 営業時間 ]
昼 11:00 〜 14:00
夜 17:00 〜 20:30
[ 定休日 ]
日曜日
[ 平均予算 ]
昼 2,700円 夜 5,000円
[ 備考 ]
個室、駐車場あり
第7回の横浜食案内はうなぎ「横浜 野田岩」さんです。江戸末期の創業から続く味を守るうなぎ専門の老舗で、麻布の本店からのれんわけされたお店です。その日、仕入れたばかりの天然うなぎが味わえます。場所は、横浜西口から新田間川沿いに歩き、1本道を曲がったところです。西口の喧騒を忘れられる静かな中にあります。ちょっと分かりにくいですが、このわかりにくさが、ご主人のこだわりであると感じられる店構えです。
飛騨高山の古材がふんだんに使われ、調度品にも和の趣が感じられます。テーブルは蔵の扉が使われていました。とても落ち着きのある静かなお部屋です。個室は二階に大小3室あり、テーブル席・座席があります。
1品目
えびと冬瓜のゼリーがけ
えび・冬瓜・枝豆の色がつやつやと鮮やかで涼しげな一品です。
2品目
前菜
こはだ、あんきも、鱧のムース、甘えびの昆布じめなど。
3品目
刺身
ひらまさ、ほっき貝、赤貝
4品目
天然うなぎの肝焼き
一串に17匹位のうなぎの肝を使用。食べる際に、釣り針に注意してくださいと仲居さん。金物にあたるということで、縁起がいいとされているそうです。残念な事に、私達の中に当たった方はいませんでした…。味のほうは…。一同、感激!こんな肝初めて食べた!
5品目
グリンピースとうなぎの蒸し物
ひとりひとり違ったかわいらしい器の中に、さらさらしたグリンピースのスープとふっくらしたうなぎが入っています。
6品目
天然うなぎの白焼き
今日は岡山でとれた天然のうなぎでした。わさびが温かいうなぎの上でやわらかくなり、それをうなぎ全体にぬって、おしょうゆでいただきます。ぱりぱりの皮と、分厚いほくほくの身。天然のうなぎは脂がかるいので、しつこくないのにパサつかず、ふっくらしています。近澤さんは、以前ここで利根川の天然うなぎを召し上がったそうですが、全く味が違うとビックリされていました。言葉で表現するのは難しいですが、利根川のうなぎは味が濃く、コクがあるが、今日いただいた岡山のうなぎは、とっても上品で、それでいてその中に深いコクがある。岡山は水がきれいだからなのでしょうか…?食べてみなきゃこの味は伝えられないっ!!ぜひご賞味あれ!
7品目
うな重、お吸物、香の物
やっぱりこれがないとうなぎを食べた気がしません。初代から連綿と伝わるたれと紀州備長炭で、絶妙のかば焼を焼き上げます。ごはんは、その日のうなぎのやわらかさと同じやわらかさになるよう、水加減します。そうすることによって、ごはんとうなぎが一体となっていただけます。
8品目
バジルとレモンのシャーベット
お重のあとに、ぴったり。最後に口の中をさわやかにしてくれます。
<近澤さんのマメ知識>
天然うなぎは、とれる場所によっても、時期によっても、全然同じ味がしません。養殖うなぎはいつ食べても味は変わりません。これが天然うなぎの楽しみのひとつでもあります。
---------------- アンケート ----------------
Q1.
うなぎって、驚くほど店によって味が違うといいますが…。ずばり「横浜 野田岩」のうなぎの味はいかがでしたか?今まで食べた事のあるうなぎと比べて、どうでしたか?自由な回答をお聞かせください。
なかなか言葉にできません。しいて言えば、サッパリした味でした。白焼きは格別。お重はご飯との相性が、この上ない感覚。ぜひ一度お試しください。
Y.I 男
天然うなぎのむずかしさは、味にばらつきがあることです。さすが野田岩。ふっくらとした白焼きは最高でした。
T.K 男
今までと比較できないおいしさなので、比較するのは失礼だと思う。食べれば分かると言いたい!
I.J 男
皮がおいしい。ほんとうにうまいよ!!天然のうなぎの脂がちがう。このくせのなさ、いいよ!!
A.S 男
「横浜 野田岩」のうなぎは、コクがあってさっぱりしている。コクがあるうなぎは、今までも食べた事はありますが、このような「江戸前」と言える味を持っている店は貴重です。
S.K 男
Q2.
味以外にもこのお店を知人に勧める点があればお答えください。
西口の喧騒をさせて静かな中に、お酒といい、うなぎといい、深い味わいを感じました。
Y.K 女
分かりにくい場所につくったことが、このおやじのこだわり。この分かりにくさが良い。
A.S 男
主人のこだわり。
H.C 男
初めて来ましたが、仲居さんの様子が、説明も含めて気が利いています。これはお勧め。
Y.I 男
高いレベルのものだが、サービスする人の接客ぶりがおしつけがましくなくて気分が良い。
J.M 男
歴史、格
T.S 男
Q3.
さまざまなうなぎの食べ方がありましたが、どんな食べ方がおいしかったですか?お勧めの一品を教えて下さい。
全ておいしかったですが、天然ものの白焼きはBEST。バジルのアイスも、最後にとても印象的です。
I.J 男
なんといっても、「肝焼き」と「白焼き」です。
S.K 男
天然白焼き⇒Yokohama No.1
H.C 男
特別な食べ方ではないが、肝焼きが最高でした。
J.M 男
<マメマメ知識>
今年の土用の丑の日は、7月20日(土・祝)と8月1日(木)です。夏の土用の丑の日にうなぎを食べる習慣ができたのは、うなぎ屋に夏場にうなぎが売れないと相談された平賀源内が、何とかしたいと考え、「今日うなぎを食べると良い」と言う意味で「本日土用の丑の日」という看板を店先に出し、大繁盛したのがきっかけと言われています。また、うなぎには、神経や筋肉の働きを助ける役目をしているビタミンB1をはじめとして、豊富なたんぱく質やビタミン・ミネラルを含んでいて、夏バテ防止に効果的です。やっぱり夏と言ったら、うなぎですよね!