
NPO法人「さなぎ達」が寿に産声をあげたころ、寿の町は横浜市の内にあるとは思えないほど、誰にも知らされない町として、ひっそりと隠されるように存在していました。行政も、区の福祉保健センターか市の寿援護対策課という窓口に限られていました。置き去りにされた町という感を拭えず、何とか寿とソトブキとの一体感を、また市、区のすべての窓口に興味を示してもらえるようになればと、ぼんやりと思い浮かべている時期がありました。
現在その思いは、Funnybee Co.Ltd.として、世界中のバックパッカーの集まる町へと変化しつつあります。何かを大きく変えようというわけではなく、現在「ドヤ」といわれる簡易宿泊所の空き部屋を「ヤド」として再生させようとしている過程です。いろんな人々の行き来するちょっと変わった町として、横浜市に存在していたい、そんな思いです。
「さなぎ達」が内側から寿という町に入り込んで浸透していったように、Funnybeeは都市計画、地域再生という角度から入り込んでゆき、横浜市のなかで、ささやかながら存在感のある地域になればと願っています。
手法は違っていても、思いは同根。「さなぎ達」の思いのまわりには、NPO法人、医療法人、株式会社、大学生、インターナショナルスクールなどが加わり、大河はさらに太くなりつつあります。各方面のみなさまとゆるやかに連携をとりながら、Funnybeeも私たちの前にある課題を一つずつ実現し、とりくんでいく所存です。
NPO法人「さなぎ達」とは・・
日本の三大ドヤ街の一つ、横浜市中区寿町で、ホームレスおよびそれにいたる恐れのある人々の「自立自援」を目的に、2001年に発足しました。
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