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久佑(きゅうすけ)の店主である坪崎久子さんは、地元生まれの地元育ち。お店のすぐ近くにある女子校に通われていたそうですが、そのころから料理が大好きだったということです。
しかし、実は料理だけでなく、洋服のデザインにも大変関心があり、進学されたのはデザイン学校でした。そして卒業後は、さまざまなお稽古ごとやアルバイトをしていたそうです。
そんな折、明治の中頃から続く老舗「愛知屋」の4代目であるご主人様と出会い、38年前に嫁がれました。しかし当時は、それまでに会社勤めをした経験がまったくなかったため、「自分に酒屋での仕事ができるのかな?果たして面白い仕事なのかな?」と思っていたそうです。
ご結婚後は料理への興味が次第に高まり、料理学校に通うようになりました。そして、その経験を活かし、お店で弁当の販売を始めたそうです。そのうちにお客さんのほうから「お店でゆっくりと食べられるようにしてよ」という声があがってきたのがきっかけとなって、「久佑」を開店したということです。
「好きこそものの上手なれ」といいますが、料理好きの坪崎さんが始められた久佑は、今やハマの食通たちの舌を唸らせるまでの店になりました。10席ほどの小さなお店ですが、隠れ家的な落ち着いた雰囲気の中で、昔ながらのお袋の味を存分に楽しめる店として、多くのファンを惹きつけています。
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