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今回は関内のまちを歩いてみました。何気なく歩くことの多い関内ですがいつもとは違う視点(少しマニアックですが・・)を持って街をみてみると色々なものが見えてきます。その一部を感想を交えて、紹介したいと思います。 |
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地図で見ると碁盤の目のように道が整備されていますが、その道一つ一つを歩いてみるとかなり雰囲気が違っています。道路の幅によって3種類の性格の通りがあることに気づきました。
まず一番幅員の大きい大通りです。写真は関内大通りですが、この道沿いは高度利用により高いビルが両側にそびえたっています。大きな植樹が立ち並び、メインストリートとしての雰囲気を出しています。しかし、幅員の大きな道路は歩行者にとってみると道というよりも歩道を歩く意識があり、車が優先される道路になっています。 |
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次に幅員のある道路は一方通行で片側が60分パーキングとして利用されています。大通りのように車と人が分離されているのではなく、車と人が共存している道路はそれだけでも賑わいが生まれてきます。さらに界隈には飲み屋や中華料理屋が建ち並び、歩いている人にとっては道を感じると同時にお店や建物を感じやすい幅員になってきます。
もっと狭い道路になると車の進入はほとんどなく歩行者優先の道路になり、生活の道として利用されています。ここで賑わいを生み出すものは沿道に建つ建物です。
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片側に高い建物があることでも歩いている人にとっては圧迫感を感じ、暗い道となってしまいます。入り口が一つあるだけでも界隈としての雰囲気が出るのではないでしょうか? |
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関内の建物の特徴として交差点(辻)に面するビルが挙げられます。角が隅切りとなっていてちょっとした広場としての役割を果たしています。そして建物の隅切り面の使い方はそれぞれ違ってきます。1階が食べ物屋やお店であれば入り口としての役割を果たしており歩行者を誘っているように広場にアプローチをしています。また、直接階段となっていて2階へ入れるケースもありました。
画廊の場合、隅切り面を展示コーナーとして利用しており歩いている人を立ち止まらせてくれます。
歩行者にとってこういった隅切り面の使い方は、建物が街にたいして働きかけているように感じます。関内の場合はこのような小さな仕掛けがふえることで街としての魅力にかわっていくのではないでしょうか?
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関内には多くの歴史的建造物が集積しており、まちとしての財産になっています。そのような建物を保全していくことももちろん重要ですが、それ以外にも街の魅力を高める手段はあります。その一つが外壁の色をそろえることです。
このビルの隣は重要文化財に指定されている横浜開港記念館ですが、開港記念館の外壁の色である茶色と白にこのビルの外壁もそろえられています。文化財の基調の色にあわせることで通りとしての一体感が生まれています。このような積極的に働きかけるやり方でも開港記念館がまちのシンボルとして活きてくる一つのやり方ではないかと思いました。
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まちを歩いていて変わった建物に出会いました。
現在は駐車場として利用されていますが、その割には柱が何本も入っていてしっかりとした構造になっています。よく見ると窓がついていた形跡が・・・。そう、この駐車場は以前オフィスだったのです。建物の躯体だけを残し関内は駐車場が少なく道路のいたるところで60分パーキングが見られます。そういった問題の解消に一役かったのでしょうか?なんともダイナミックな用途変更です。
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| このように以前の用途を別の用途に変更して建物を使いつづけることをコンバージョンといいますが、コンバージョンされた建物は関内ではいくつか見られます。蔦で覆われたこの建物も以前は倉庫として利用されていたのですが現在はフォトスタジオになっています。 |
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現在、関内ではいたるところで新築マンションの建設が行われています。2月に開通を控えたMM線により、これまで以上に東京方面へのアクセスが便利になれば、居住地としての人気が高まっていくことが考えられます。これまでの関内はオフィスビルなどの集積があり、業務地区として「働くまち」でありましたが、今後は「住むまち」として変わりつつあると感じました。
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今回は少しマニアックな視点で関内を歩いてみました。建物のちょっとした工夫や使い方でまちが歩行者にとって魅力的で回遊性を生み出していくことを感じました。皆さんも晴れた日に関内をこのような視点で歩いてみてはどうでしょうか?今までとは違った魅力を見つけることができると思います。
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