今回は、横浜をちょっと離れて、
東京・武蔵野の吉祥寺
を歩いてきました。
吉祥寺といえば、中央線沿線の中でも、伊勢丹、東急百、パルコなど大型店、商店街も長く、大変賑わっている繁華街です。ただ今回訪れた場所は、そんな同じ駅前の中でも、周囲の明るさとはやや異質な、
戦後の闇市跡の雰囲気をまだまだ残す「ハモニカ横丁」
です。
そして今回訪れて見てみたかった場所は、
カフェ「ハモニカキッチン」
(98年〜)と
食の複合店「フードラボ」
(03年〜)です。二つとも同じ経営者によるものです。
どうでしょう、面白いと思いませんか?
閉店したところがあったり、2人がすれ違うのがやっとぐらいの道幅の薄暗い横丁の中に、
コンテンポラリーで明るく洒落たお店があるというミスマッチ
というか、みごとなハマリようと言うべき感じが。
この例で考えさせられること。商環境のセオリーからいえば、同じようなテイストの店があるような場所の方が、集積・相乗効果が期待でき、良いと思える。しかしここのように、あえて
正反対の周辺環境の方が、逆にその特色を際立たせ“クール”にみせてくれる
のだということ。もちろん横丁というヒューマンスケールにあった空間のよさもあると思う。
結局、単純に商環境は、お友達の中がいいか、真逆の方がいいかは言えない。なぜなら、「ハモニカキッチン」も「フードラボ」もそれぞれは小さいけれど、
近くに点在することで、お互いにテイストの共鳴効果を発揮
しているからです。だから、やっぱり
正反対な環境の中でも、お友達は有効なのだ
と思いましたね。
(参考資料:MJ日経流通新聞03年3月29日号)