◆ まずは場所から
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| ベリーニの丘、それは「横浜ビジネスパーク(YBP)」という住宅街に突然現れるビジネス系施設群の中にあります。場所は横浜市保土ヶ谷区で横浜駅から相鉄線に乗り、「天王町駅」を降りて、徒歩4分ぐらいのところです。駅からは、周囲で一番大きなビル群が見える方に歩いていけばつけます。わからなければ近くを歩いている人に「YBPどこですか?」と聞いてみましょう。 |
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◆ なんでこんな所に?
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| きっと驚くのが「ロケーション。本当になんでこんな所に?」って感じの場所にあります。もともとこの場所にはガラス工場がありましたが、ちょうどバブルが始まる前頃から再開発の計画が動きだし、当時は真剣に「東京のオフィス空間不足」が心配され、また地価が異常に高かった時代、マンションの計画もあったようですが、ここをオフィス系施設で再開発することになったようです。完成(第1期)は1990年です。10年一昔とは、よく言ったもの。当時と今の社会情勢はまったく違いますね。 |
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◆ 本題…その空間質
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| 名称に「丘」が付くからといって、自然地形として丘があるわけではないです。円形の水のホールがあり、その背景として人工建造物として建てられてもの、それが「ベリーニの丘」です。1階部分には回廊とギャラリー空間(あまり使われていないよう)があります。空間質を一言で表すと「静謐(せいひつ)」。都会では珍しい、一人で思索にふけれる場所です。周囲の雑音を吸引し、あたりの空気を静物画のようにしてしまう力を持っています。この感覚は、きっと現場で体験するしかわからないでしょう。 |
 
 
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◆ でも、どこかで見覚えが…
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| ここで紹介した写真を見て、「どこかで見覚えがある」と思われてあなた、あなたは鋭い。実はここはいろいろな撮影場所として、使われています。丘前だけでなく、オフィスビル内も、ちょっと前のテレビドラマの主人公たちが働く舞台設定で使われたりしました。そして人気バンドBユzの曲「ねがい」のプロモーションビデオの中で、丘前の水のホールで歌うシーンがありますので、それで覚えている人も多いかもしれません。 |
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◆ なんでベリーニかって?
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| ところで「ベリーニ」って何の意味と思いませんか?これは丘の設計者であるマリオ・ベリーニ氏(伊)の名前からの由来です。なぁ〜んだって感じですか。ベリーニ氏の建築作品は日本には他にいくつかあり、東京・五反田の「デザインセンター」、山梨・小淵沢の「リゾナ-レ小淵沢」などがあり、これらも独特の空間質をもっています。またこの人はプロダクトデザイナーとしての業績も有名です。 |
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おまけ 今回YBPの中でもベリーニの丘だけを紹介しましたが、ここには他に20数点のアートが配置されていますので、それを捜し見物するのも楽しいかもしれません。また平日ならば(休日は休みなので)、オフィスビル1階のカフェに、ベリーニ氏のデザインのスケッチが幾つも飾られているので、どのような発想や思いから、このような空間が実現したのか、その発想の原点/プロセスを触れる機会につくれます。 |
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| ◆ おわり さて、どう思いました?ベリーニの丘。今度の休日にプチ旅行として行ってみませんか。 |