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第3回
妊婦が街を変える
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ハッスル(株) 小嶋 寛
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4年前になるか、野毛の悪い友達とモンゴルの首都ウランバートルに遊びに行った。モンゴルは約15年前社会主義国から資本主義に移行した国で、まちが活気ずいていた。飛行場を降りるとマンホールチルドレン・すり・詐欺がたくさんいて、何でもござれ。特に街中を車で走ると、佐川急便のトラックやどこぞの地方の市バスがぼろぼろになって走っていて、たくましさすら感じられた。休日の街を歩くとアベックが多く、妊婦が多い。平均年齢は約25歳。冬になるとマイナス30度、停電は日常茶飯事。若い二人がすることは「愛の巣」で将来を語らい、子作りに励むことが結構楽しくできるステキな街である。「パオ」(モンゴルの野営テント)の中のSEXもなかなかいいものでははいか。

そんな好印象の国に別れを告げてはや4年。この夏、都筑区にあるモザイクモールに仕事で出かけたとき、この記憶が蘇ったのである。何と妊婦とベビーカーを押した女性が多いのである。その上、南区に住むうちの奥方よりも身の回りの豪華な女性が多いのである。早速、うちに帰って統計資料をみると、何と人口の約20%が0歳児から14歳児で、その上年収が、1000万円以上の世帯が21.8%(東京都中央区よりも1.0%多い)もいるのである。僕は思った。将来性があり、お金持ちも多い都筑区が中心市街地にしたほうがいいのではないかと。

都市の活性化を考える時、若い人が多く、子どもが多く、お金を持っている事は、高齢者が多く、文句も多く、過去の資産だけが目立つ、見栄っ張りの中心部よりもよっぽどましだと考える。近頃、横浜村(僕は中心部をこう呼んでいる。)で活動する人は、20年前からあまり変わっていないで高齢化している。関内の声の大きいおじさんや、野毛のよこしまな餃子屋、みなとみらいのホテルに穴をあけた横浜市のおじさん、みんな僕が学生のころから同じ顔ぶれなのである。飲み食いがあれば必ず同じ顔が揃うのである。また面白いことに、横浜村を愛するあまり、表面は練れあっていても、実はあまり仲がよくないかもしれない。

横浜村で横浜を愛するおじさんたちが、これから子づくりをするにはちょっと期待薄である。ならば期待することは、まず、都市の中心部にこれから子づくりに励む若い夫婦を住まわせることである。関内の昼は、ベビーカーにあふれ、古いビルの後には小学校が建設され、共稼ぎ夫婦のために、会社は、父親のおんぶひもを奨励し男女揃って仕事の励む。これこそが中心部の活性化の一つである。

皆さんも、もし機会があるならば是非ウイークデーのモザイクモールに足を運んでみると、学ぶことが多いと思う。その際じろじろ見ると、人さらいに間違えられるので、ご用心を!
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